Friday, January 31, 2014

In Krücken


杖をつくのはインなのかしら。
メルケル首相も、スエーデンのヴィクトリア王女も、おしゃれ!

怪我したピステからゴンドラの駅まで行く時に、救急隊のスノーボービルが向かえに来てくれて、オートバイにまたがるみたいに後ろに乗ってたのですが、これがかなりのスピードで走るんですよ。スキー・スロープのでこぼこをぶっ飛ばすので、おもしろいったらない。不謹慎ながら、すごい、なんて楽しんじゃった。

車の運転もできないので、職場は5週間も病欠です。申し訳ありません。
と言っても、この時代、ネットを通じて自宅からも働けるので、少しは貢献できるかも。

Thursday, January 30, 2014

ちょっと膝を…


ホテルの夕食に出た、鹿肉のローストです。
 
メインのメニューはだいたい二種類から選べるようになっていますが、その他にも結構わがままというか注文も聞いてくれます。
 
食べすぎないように気をつけてはいるのですが、いろいろおいしいものを出してくれるので。
 
さて、10日間のお休みのうち7日目に怪我してしまいました。初めてスキーで、怪我らしい怪我しました。これで私も一人前のスキーヤー、なんてね。(冗談です。)



折れた訳ではなく、膝をひねって痛めただけなのですけど、左足に体重乗っけてはいけないといわれ、杖をついています。4-6週間、こうしてなきゃいけないらしいです。うーん、長いなあ。
 
本人はスキーで怪我した経験がないもんですから、今痛いけどあさって頃にはまた滑れるだろう、くらいの自覚しかなくて、4週間と言われたときには、いったい何のことやらといった反応でした。
 
トロンボーセの予防がなんたらと言われても、なんで私とトロンボーセが関係あるの?という風な表情だったみたいで、当地のお医者さまたちが一生懸命になり…
 
動けないのがわかった場所から、診療所までの移動と、そこからホテルへの移送まで、よーく手配できてました。さすが、ウィンタースポーツの怪我にはオーストリアは慣れてます。

Wednesday, January 29, 2014

ペーツェットからのスキー・コース

このスキー場の一番標高の高い所から、一気に滑り降りることができる長いコースがあります。
何キロもあって、それでも難しくはないので、お天気がいい日はいいですね。視界も開けていて、気持ちいいです。

よく整備されているので、雪の深くなったところにひっかかって転んだりすることも、ここではほとんどないです。平らで軽い雪のスロープを滑ってると、とってもうまくなった気分になるのは請け合いです。お薦めです。ご一緒にいかが?

Tuesday, January 28, 2014

Serfaus - Fiss - Ladis












ここは、セルファウス、フィス、ラディスという、3つの近隣の村が共同のスキー・リゾートを形成しています。どこの村からも共通のりフト券で、全スロープに到達できます。2012年には、欧州一のスキー・リゾートに選ばれたらしいです。

一番大きな町はセルファウスで、お買い物ならここ。お天気が今ひとつの日に、ここで町をみながらウィンドウ・ショッピングを楽しんだりしました。上の写真は村の教会です。

フィスは村としてはほんと小さくて、牛や馬など家畜もそこここで飼われており、素朴な懐かしい匂いがします。夜はとても静かになります。大きなところは、この頃はロシア人や東欧系のスキー客が多くなっていて、スラブ系のことばが飛び交っているようですが、フィスではまだ、オ-ストリア訛りやドイツ語が幅をきかせています。

下の写真はフィスのホテルの部屋から見た、村の景色と遠くの山々。ホテルというより、休暇用アパートの建物が多いです。

Monday, January 27, 2014

2014 Skiing Holiday


今年も恒例のスキー休暇に参りました。
オーストリアとイタリアとスイス、3国の国境に近い、Fissという村です。
いつもと同じホテル、同じ時期、ということで、馴染みの顔とスロープに会いに行くという感じで楽しみにしています。

雪は少なめですが、お天気もよく、人口雪の施設もあることだし、滑るのには事欠きません。
いい天気の日に、スキー・スロープに立っていることって、心の底から喜びが沸き立つような、生きてるって実感がつかめるような、そんな気がします。自然の中で、新鮮な空気を吸い込み、無心に身体を動かしてると、ほんと幸せ。

Sunday, January 26, 2014

Rosi Mittermaier & Felix Neureuter

私たちの年代では、冬季オリンピックと言えばまずは1972年の札幌の記憶からですね。

で、その次の1976年はインスブルックでの開催でした。そこで、女子アルペンスキーの滑降、回転の両方で金メダルを取ったのが、この人、ロジ・ミッターマイヤーでした。

大回転も制すれば3冠となったところですが、この競技は銀メダルに終わりました。札幌にも21才で参加してたのですが、 メダルには届かなかったようです。

大選手だったので、名前は聞き覚えてましたが、ドイツ人だったんですね。小柄な方です。ドイツではすごい有名人で、よくテレビなどにも出てらっしゃいます。

この人の長男が、最近活躍の目覚しいフェリックス・ノイロイター選手です。1984年生まれの29才、ソチ・オリンピックでも期待の星です。

どちらかと言えば、スポーツ選手としては小柄な方に属する両親から生まれて、こんな立派な体格によく育ってくれました。

なかなか伸び悩んだ時期もあって、苦しんだだけあって、精神的にも大きくなってくれたみたいです。

ずっとレースを追ってると、いいやつだなあってつい、感情移入してしまいます。
応援してます。

追記:
当時まだ小さかった弟が、「ドジ・ミッターマイヤー」って彼女を呼んでたのを思い出して笑ってしまいました。

Saturday, January 25, 2014

Hahnenkamm 2014 Downhill Winners

続いて本日は滑降のレース結果です。

Reichelt, Svindal, Miller の順で表彰台です。

かっこいいスビンダルは、フェイヴァリットの前評判通り、いいレースをしました。ボウディーも負けず劣らず良かった。3位の位置が気にいらなかったようですが。

ハンネスは腰が痛いのに、よくやった。オーストリアに勝利をもたらしたのは特にこの地のレースでは大事だったでしょう。よかったね。

Friday, January 24, 2014

Hahnenkamm 2014 Slalom Winners

本日に行われた、キッツビューエルはハーネンカムでのスラローム・レース(回転競技)の結果です。
 
Neureuther, Kristoffersen, Thaler の順で表彰台。

ノルウェイの19才も驚きです。この生意気な感じすらする、フレッシュな若者がオリンピックでもどのくらい活躍するか、見ものです。

ノイロイターは、あのロジ・ミッターマイヤーとクリスチャン・ノイロイターの間の息子ですが、親の業績からのプレッシャーも撥ね退けるくらいに成長しました。まさにアルペン・スキー界のドイツのホープ。いい男です。

Saturday, January 11, 2014

青空に舞うパラグライダー

晴れ渡った青空に、かなりたくさんのパラグライダーが飛んでいます。崖の上から走って飛び立ち、町の方に降りるまで何分くらい楽しめるのでしょう。結構長い時間のように思います。

銅像は、モンブラン初登頂に、ジャック・バルマさんと一緒に成功したお医者さんです。下は朝のモンブランの眺め。

パラグライディングしている人達をビデオに撮ってみました。動画へのリンク、一番下に入れます。すみません、はじめてなもので、なかなかブレてます。お赦しを。
抜けるような青空だけでも見て楽しんでいただけたらな、と思う次第です。

Friday, January 10, 2014

Birthday Dinner in Chamonix


スイスの山って、大好きです。
海よりも、山派です。
冬ならスキー、夏なら山歩きなどが最高の休暇の過ごし方かなあと思います。

こんな、マッターホルンの威容の望めるアルプスの眺めはほんとにすばらしいと思います。この写真は、例のエギーユ・ド・ミディの展望台から望遠で撮ったものです。
誕生日の週末はだいたい毎年お休みとってますね。この時もちょっとおしゃれなレストランで、バースデー・ディナーをいただきました。

パンがおいしかったです。田舎風バゲットっていうのでしょうか。バターとバンだけで、いくらでもいただけそう。

好きなフォアグラも少し。赤いベリーのジャムが添えてあります。


タルタルを一人前頼んだら、気を利かして半分ずつふたりに盛り付けてくれました。こういうところが「気の利く」レストランということで、評判もいいのでしょう。

Thursday, January 09, 2014

From the top of Aiguille du Midi

標高4千メートル近い展望台に着くと、そこからはアルプスの雄大な眺めが見渡せるのです。
ヨーロッパ一のモンブランもほら、こんな目の前に。こんもりと丸い頂上がよくわかります。
山の名前の書いてある案内板を一緒にカメラに収めると、本物の景色との対比ができておもしろいです。
 

反対のスイス側を見れば、もうアルプスの山脈がズーッと見えます。
こちらも同様に案内板を下に一緒に撮ってみました。遠くにマッターホルンまで見えるのでした。案内板には、フランス語読みの、Cervinと出ていますが。ちょっと小さいですけど、お天気がよいと見えるんですね。

Tuesday, January 07, 2014

Everly Brothers エヴァリー・ブラザース

ああ、いい写真ですねー。
ふたりともまぶしいくらい若くて。
 
弟の方のフィル・エヴァリーが先週の金曜に亡くなりました。兄のドンの方は、若くてまだキャリアもろくに積んでない頃に、自殺未遂を2回もしてますが、結局フィルより長生きしてしまいました。
 
完璧なハーモニーと繊細な音楽性が秀逸でした。どっぷりはまったことがあります、エヴァリースには。CD全集も持ってます。Youtubeなどに動画もいっぱいアップされてて、それ見てると時間がいくらあっても足りないくらいです。
 
Phil, thank you for your music! R.I.P.




Monday, January 06, 2014

Aiguille du Midi

このロープウェイで、エギーユ・ド・ミディの展望台まで登ります。

3777mまで(ということは、富士山よりも高いではありませんか)、一回の乗り換えだけで登っていくの、スリルありますよ。

上からはすばらしい景色がのぞめます。この日はお天気も良かったし、週末だったので、人出も結構ありました。


上の駅から出発して、雪の尾根をトレッキングしている人達がいました。3番目の写真に写ってますが、わかりますでしょうか。(写真はクリックで大きくなります。)

上からは氷河の眺めもスケール大きいです。


Sunday, January 05, 2014

シャモニーの風景

 9月は夏の観光客も冬のスキー客もいないオフ・シーズン。

あんまり混んでないけれども、町はきれいに花で飾ってありました。

正面から見るとすごい見栄えのするホテルの建物もあります。

川のほとりには、ローカルの人々のお薦めのレストランなどが並んでます。

南側を見上げると、モンブランと氷河がそびえ、反対側を見ると、アギーユ・ド・ミディなどのとんがった山々がそそり立っています。

この向こう側スキー・スロープなんですね。

ここの有名な展望台に登ってみます。





Saturday, January 04, 2014

Chamonix downtown シャモニーの中心部



シャモニーは人口9千人くらいの小さな町です。登山やスキーなど、観光の基地としてもよい位置にあります。

中心部に立つのは、モンブラン登頂に最初に成功したJacques Balmat と、後に彼が案内したHorace-Benedict de Saussureの像です。よく知られてますよね。頂の方を指差してます。

町の教会のあたりも風情あります。とってもきれいな町。

Friday, January 03, 2014

アイガー北壁

去年の九月になりますが、週末に月曜を足して、2泊3日でフランスはシャモニーにでかけました。飛行機で、フランクフルト空港からジュネーブまで1時間ほど。

このフライトが実に良かったんです。と言うのも、パイロットの方がスイスアルプスの白眉の真上のコースを取って、さらに観光案内までしてくださったから。

「左にアイガー北壁が見えます。」と言うので、遠くかと思いきや、こんな真下にくっきり。主人とふたりで歓声をあげてしまいました。左奥の氷河なんかもよく見えます。

さらに飛ぶと、ヨーロッパ最高峰のモンブランの山がだんだん近づいてきます。スイス側、東側から見るモンブランは違った形に見えます。(中の写真の、右奥こんもり高い所)

ジュネーブ空港からはシャトルバスで直接ホテルまで。40分くらいだったかしら。シャモニーの街はモンブランのふもとと言ってよいでしょう。下の写真はシャモニー側から見たモンブランの勇姿。氷河もしっかり見えます。



Wednesday, January 01, 2014

2014年 お年賀

 写真はヨーロッパ最高峰、モンブランの前で。後ろの一番高いところが頂です。
新しい年を健康で平和に迎えられたことを、幸せに思います。

このことを当たり前と捕らえず、謙虚に感謝していきたいと思っています。

世界のどこかではまだまだ辛い思いをしている方がいらっしゃることを意識してますし、身近なところでは、故郷の東北地方も震災から立ち直っているとは言えません。

その方たちにも、平和と心の充実感がある生活の送れる日が訪れますように。

皆様、よいお正月をお過ごしくださいませ。