Sunday, August 31, 2014

アムステルダムの週末(2)


土曜の午前中は、街中へ。ライクス・ミュージアムの前あたりが一番の繁華街かしら。この美術館はほんの2・3年前に何十年も閉まっていたのを再オープンしたばかりだそうで、ウィレム王の戴冠式もここの広間で行われたとか。

自転車多いです、さすが。街が平らだからますます漕ぎやすいでしょうね。

おもしろかったのは、コロッケの自動販売機があって、コインを入れて購入して食べる、という発想。いろんな種類があったけど、コロッケ好きらしいです、オランダ人。

小さい規模のお店がたくさんある一画は、お散歩がてらにひやかして歩くのに楽しそうです。運河にかかる橋もたくさん。



Saturday, August 30, 2014

アムステルダムの週末(1)


 
 もう2ヶ月以上も経ってしまいましたが、今年の6月の最終の週末に、お誘いを受けてアムステルダムに小旅行してきました。

日本から、お友達と何人かでオランダの知人を訪ねにいくので、週末ジョインしませんかと、うれしいお誘いです。実はアムステルダムにはまだ行ったことがありません。もう喜んで参りました。

金曜の夕方、スキポール空港へと発って、日曜の遅くまでたっぷりの週末です。噂どおり、運河が美しい街。お天気も良好です。

金曜は到着後、現地にお住まいの方のお向えがあって、ラクラクとホテルへ。ぜいたくなOホテルのいいお部屋を取っていただいてて、高層ビルからの眺めもいいです。到着が遅かったので、まずは休んで、土曜に備えました。

街の中心部はあまり大きくないので、足でまわれます。中心部の街並みはいい感じの欧州風。運河沿いの建物は古いものが多く、ウォーター・フロントの風情も素敵です。住環境としてはいいなあと思ったら、昨今はとても高くて、なかなか手が出ないとのこと。

Sunday, August 24, 2014

「原発のウソ」 小出裕章


今頃ですが、この本読みました。
マスメディアの言うことだけ聞いてたら、とんでもなくかたよった情報しか入ってこないんだなあということがよくわかった。

自分である程度、その裏にある情報をしっかり集めるようにしないと、だまされ踊らされてしまうばかりになってしまいそうです。いいように操作されちゃうんだな。

おいしい話にはうっかり乗らず、自分で裏を掘り起こしていかなくちゃ。ちゃんと目をあけて物事をきちんと見ることができるように、気をつけておかないといけないですね。

原発のコストは消して安くないこと、揚水発電の事実とか、価格競争にさらされていない日本の電力会社のコスト管理意識の無さとか、あらためて思い知らされます。

あれは発電所ではなくて、海暖め装置である、とかも知らされていなかったですね。原子炉を冷やした大量の熱は、海に捨てられているとのこと。環境にいったいどれだけ影響するのか。

しかも、化石燃料が枯渇する前に、原子力発電に必要なウランの方が先に枯渇してしまうような埋蔵量だなんて、知りませんでした。未来のエネルギーだなんて、幻想なわけです。

日本の原子力の技術力は、敗戦国のゆえに遅れをとり、いまだに未熟なものであることも、目をつぶって見ないようにしてきました。フクシマでそれが露見しました。

人間にはまだ原子力は操縦できないのです。しかも一旦ことが起こったら、悲惨なことになります。もはや多くの国々で、原子力発電には未来がないと考えられるようになっているとのこと。

電力不足にならないように、これは必要悪である、という議論に対して筆者は、「一番の代替案は、まず原発を止めること」と言います。

代替案がなければ止められない、というのは、沈没しかけた船に乗っているのに、「代替案がなければ逃げられない」と言っているようなものです、と。電気が足りようが足りなかろうが、原発は即刻全部止めるべきものです、という筆者の意見には頷きます。

Saturday, August 23, 2014

Zwetschgenkuchen 2014


この夏は寒くて、今週過ぎたらもう気温は上がらないらしいです。

日中の最高気温がせいぜい20度くらいで、朝晩は12度とかに冷えるわけだから、半そでになれないくらい涼しいです。

まだ8月だというのに、暖房が恋しい。地下の元栓がオンになってないので、ヒーティング入りません。そろそろ入れてほしいです。

先週末にはUさん、Tさんのカップルところで、バーベキュー。晴れたけど、外が寒くて、もうシーズン終わりだわ。

すもものケーキ、今年もせっせと焼いています。ツベッチェンを四つ割りにして、てんこ盛りにして焼きます。天然の甘酸っぱさでおいしい。

Sunday, August 17, 2014

ラム・ショルダーのロースト


子羊の肩肉をロールしてたこ糸でくくり、にんにくを巻き込んでローストしました。焼きあがったらスライスします。ほうれん草のさっと炒めと、おきまりのアイリッシュ・マッシュトポテトを付け合せて。

日曜には、どうしてもずっしりのお料理になってしまいます。でも主人の好みに週末くらいは応えてあげたいので、お肉料理もしょうがないですね。ワインにも合う料理じゃないといけないし。

でもラムは好きです。やわらかいし、くせもそんなにないし、いつ食べてもおいしいと思います。

Saturday, August 16, 2014

コールラビのべったら漬け


コールラビっていう野菜があります。日本ではみたことないです。

かぶのような味で、クリーム煮のようにして食べることが多いようです。あとは、拍子木切りにしてシンプルに塩茹でにしたり。

大根のべったら漬けが食べたいなあ、思ってたら、塩麴と砂糖で簡易べったら漬けができるというレシピをみつけました。

ところが、大根が売ってない!
大根は、いつもある野菜ではないのです。そこで、コールラビならいけるのではないかしらと思いつきました。

漬けてみたら、たいへんおいしいべったら漬けになりました。皮のみどりもきれい。

分量は、
コールラビ 一個 皮は剥かない
塩麴 大さじ 5 (塩加減によります)
砂糖 大さじ 2半

ビニール袋にいれて一晩おいたらできあがり。めちゃおいしいです。

Sunday, August 10, 2014

リップヒェンとザウアークラウト


この写真のお料理が、 リップヒェンとザウアークラウトです。

グリルした塩漬けポークに、すっぱめのキャベツ料理。これにからしをつけていただくという、とてもシンプルなドイツ料理です。

ポークの塩加減とグリルの風味が、漬け込んだキャベツの味とよく合います。

ザウアークラウトはおつうじにもいいですよ。特に、アップルワインとの組み合わせは効きます。
夏の宵には、ドイツ人たちは好んで外でのお食事を楽しみます。雰囲気としては右の写真のような感じ。

短い夏を存分に味わうかのように。

イギリスから来た知り合いのご夫婦と、ゆっくりお話しながら、夏の夕べを共に過ごしました。

Saturday, August 09, 2014

Römerberg


週末の土曜日、友人たちと、アップルワインを楽しむために出かけました。

久しぶりに、レーマー広場に来ました。フランクフルトの中心部にある、古い建物を復元した旧市庁舎前の広場です。真ん中には、正義の泉と呼ばれる、正しい裁きをする女神の像がある、噴水があります。

いいお天気です。

Friday, August 08, 2014

粗食のすすめ


気持ちのよい夏の日、ベランダの花々も大きくなって豊かに花を咲かせています。

日も長いし、帰宅してからもベランダにすわって、長い夏の日を楽しんでいます。たくさん本も読んでいます。

幕内秀夫さんの、「粗食のすすめ」、よかったです。心の奥で感じていたこと、はっきりさせてもらったような気がしました。

つまり、ご飯とちょっとしたおかず、というのが一番食べたいごはんである、ということです。日本に帰国した時など、実家で食べれるときは何がいいかというと、結局簡単なお惣菜と白いご飯がたっぷり食べたいのですよ。凝ったお料理より、お漬物と味噌汁とか、そんなのがいいんです。

そういう食事でいいんだということを、説得力のある書き方で述べてあって、とても腑に落ちる思いでした。

今までは、ドイツにいるときはドイツの食品を食べてればいいと思っていたけれど、これからはもっと和食をつくろうかしら。健康にも良さそうだし。

Sunday, August 03, 2014

おうちごはん なすとお麩入りハンバーグ

お肉も好きですけど、野菜ももっと好きなので、ハンバーグなんかにも、なんとかして野菜を増やしたいと思ってしまいます。

お肉だけだと、硬くしまりがちなハンバーグも、野菜を入れることでやわらかい口当たりになるようです。パン粉の量を多めにするとふんわりしますが、味の点では単調ですよね。

そこで、このハンバーグは、小さめに刻んだ茄子をいためたものを入れています。パン粉のかわりに、ちぎってもどしたお麩が入ってます。焼き目が付くほど焼いても、中はふんわりです。玉ねぎも多めにはいっているので、付け合せに他の野菜を付けなくてもいいみたい。

おおきな米茄子は、あんまり料理のしようがなくて、こんなのやってみました。日本の小さいおなすなら、そのまま煮浸しやおつけものにしてもおいしいのに、ここでは手に入りません。